子供の頃のパチンコ屋さんの開店時には、今のスタンド花に匹敵する造花の花輪が飾られていました。或る日、その1本を塀から覗かせておいたところ、道行く人が口々に“まるで造花みたいにきれいな花!”と言っていました。その声を塀の中で聞いて、私は秘かに楽しんでいました。 今思うと、その造花はダリアだったようです。当時は見たことも無い大きさだと思いましたが、最近、造花のように大きくて、鮮やかな色のダリアを見て、幼い日を思い出しました。 さすがに長い時間の後には、大げさに言うと“未知との遭遇”とも言えることが起こりうると、知りました。
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